サラ金とは?分かりやすく解説

「サラ金」と聞くと、何となく悪いイメージを思い浮かべる人もいるでしょう。

お金が必要な場面になっても、サラ金を利用すべきか迷ってしまうかもしれません。


しかし実際にサラ金の中身を見てみると、危険な業者でないことがわかります。

今回はサラ金の特徴や、利用する際の業者の選び方について分かりやすく解説していきます。


サラ金とは?詳しく解説

サラ金って何?

サラ金とは

サラ金とは「サラリーマン金融」の略称で、「消費者金融」と同じ意味です。

昔はサラリーマン向けの小口融資を行う業者が多かったことから、サラ金と呼ばれていました。

街金もサラ金とほぼ同義ですが、街金は一般的に中小の消費者金融を指します。

<関連記事>:街金とは?お金を借りても大丈夫?ヤミ金との見分け方を解説!


また「サラ金=ヤミ金」と考えている人もいますが、この2つは完全に別物です。

ヤミ金は違法に営業している悪徳業者のことであって、法律に基づいて営業しているサラ金や街金とは大きく異なります。


ヤミ金は法外な高金利で貸し付けるため、昔のサラ金のイメージが残っている人は混同してしまうかもしれません。

しかし現在のサラ金は、貸金業法という厳しい法律を守って営業活動をしているため、決して危険な業者ではないです。

<関連記事>:ヤミ金とは?その悪質な手口を紹介します!

どんなにお金に困っていても、違法なヤミ金に手を出すことは避けましょう

かつては高金利で貸し付けをしていた

サラ金は悪徳な業者ではないと説明しましたが、なぜサラ金は悪いイメージを持たれているのでしょうか?

それはサラ金もかつて、高い金利をつけて融資を行っていたからです。


現在と同じく、上限金利は「利息制限法」によって20.0%と以前から定められていました。

しかし実際に刑事罰の対象となるのは、「出資法」で定められた29.2%の上限金利を超える貸付を行った場合だったため、多くのサラ金業者が29.2%に近い高金利で貸し付けを行なっていました。


そのため、「サラ金地獄」とも呼ばれる多重債務者の増加が社会問題化し、サラ金に対する世間のイメージも急速に悪化しました。

<関連記事>:【5分で分かる】消費者金融・サラ金の歴史について


上で説明した利息制限法と、出資法で定められた上限金利の間の金利帯(20.0%〜29.2%)は、法的にグレーな金利であることから、「グレーゾーン金利」と呼ばれていました。

このグレーゾーン金利によって、サラ金の高利貸付が横行していましたが、2006年1月にグレーゾーン金利を違法とする最高裁判決が出たことで、法整備が加速し始めます。


2006年12月に「改正貸金業法」が国会で成立し、2010年6月18日に改正貸金業法が完全施行されました。

法改正によりグレーゾーン金利は正式に廃止され、上限金利も29.2%から20.0%に引き下げられました。


サラ金は高利貸付を行なっていた以前の悪いイメージを払拭するために、「消費者金融」と名乗るようになり、現在は金融庁に監督されながら法律に則って営業を行っています。

<関連記事>:消費者金融とは?分かりやすく解説!

大手消費者金融の多くは、上限金利が18.0%となっています

サラ金を取り巻く状況の変化

1970年代以降、サラ金は市場を拡大し続けていましたが、2006年以降、改正貸金業法が段階的に施行されたことにより、サラ金を取り巻く状況が一変しました。

2006年に改正貸金業法が成立、2010年にグレーゾーン金利が撤廃されて以降、貸金業者数は年々減少しています。

<関連記事>:グレーゾーン金利とは?分かりやすく解説


グレーゾーン金利が完全に撤廃されたことで、払い過ぎた利息の返還を求める「過払い金請求」が急増し、サラ金は大打撃を受けました。

外資系のサラ金は相次いで撤退し、国内のサラ金も経営が悪化し、中には廃業に追い込まれる業者もありました。

貸金業者数の推移

※は2020年2月を指しています。

2006年には14,236あった貸金業者の数は、2020年2月には1,647まで減少しました。

<外部の関連サイト>:貸金業関係資料|金融庁



サラ金に対してよく誤解されていること

サラ金は以前のネガティブなイメージを完全に払拭することができず、誤解されている点が多々あります。

ここからはサラ金に対する、誤った知識について解説していきます。

誤解1: 厳しい取り立てがある

サラ金に厳しい取り立てはない

サラ金と聞くと「自宅までお金を取り立てにくるのでは?」と考える人もいますが、そのような心配は無用です。

現在は貸金業法により取立行為が規制されているため、返済が遅れても脅迫的な取り立てをされる心配はありません。

貸金業法第21条
貸金業を営む者(中略)は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たつて、人を威迫し、又は次に掲げる言動その他の人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動をしてはならない。


貸金業法第21条では、早朝や夜間の取り立ての禁止や、借入内容を明記した書面の交付などが義務付けられています。

そのためサラ金の取り立ては、書面などで催促が来るケースはありますが、会社へ押しかけてきたり、1日に5~6回も電話が来ることはないです。


またサラ金からお金を借りて返済が難しくなった場合は、返済計画見直しの相談に乗ってくれる場合もあるので、黙って延滞せずコールセンターに相談してみましょう。

<関連記事>:借金返済ができない場合、どこに相談すれば良い?

貸金業法第21条では他にも、借主の自殺により保険金が支払われる契約締結を禁止しています

誤解2: 融資を受ける際は、保証人を求められる

基本的に消費者金融からの借入では、保証人を用意する必要はありません。

住宅ローンなどの一般的なローンは、保証人や担保を用意する必要がありますが、消費者金融は原則不要です。


年齢や安定収入などの借入条件を満たし、必要書類を用意すれば、保証人不要でお金を借りられます。

借り入れるお金の用途も問われないため、旅行費用や家具の購入費用など、自由にお金を使えます。


家族や知人に頼ることなくお金を借りられるのは、大きなメリットです。

ただし契約内容や信用力によっては、保証人を求められる場合があるので注意しましょう。

誤解3: 来店での申し込みが必要

サラ金時代は、基本的に来店での契約が必須でしたが、インターネットが普及した現在は、来店不要のネット申し込みが主流となっています。

大手消費者金融では契約の申込みから融資までの手続きが基本的にWebで完結するため、わざわざ店頭に出向く必要はありません。


運転免許証などの本人確認書類の提出もネット上で対応できるため、スマホやパソコンがあれば、自宅で申し込みの手続きが完結します。

無人契約機を利用して契約することも可能なので、最後まで誰にも会わずに申し込みを終えることができます。

<関連記事>:Web完結(スマホ完結)のカードローン!選ぶならどれ?

Web完結であれば、郵送手続きが不要になるため、家族にバレる心配もありません



サラ金を利用する際の選び方

サラ金は違法業者ではないとはいえ、サービス内容や利便性は業者ごとに異なります。

安心してお金を借りるために、サラ金を選ぶ時に重視するポイントを紹介していきます。

無名のサラ金業者は避ける

無名のサラ金業者は避けるべき

サラ金を選ぶときは、口コミで比較できる、名前の知られた業者を利用するのがオススメです。

全国的に名の知れた大手消費者金融であれば、貸金業法に沿ったサービスを提供しているため、トラブルに巻き込まれる心配はありません。


大手消費者金融なら信頼性や利便性も高く、安心してお金を借りられます。

一方で会社のホームページがなかったり、架空の所在地が記載されていたりする業者は危険です。


このような業者はヤミ金である可能性が高いので、利用するのは避けましょう。

<関連記事>:中小大手の消費者金融、全国35社の金利・即日の一覧表

無利息サービスを提供しているか

一般的に消費者金融は銀行カードローンと比べて、金利が高い傾向にあります。

ただ大手の消費者金融には、銀行カードローンにはない無利息サービスがあるため、上手に活用すれば銀行カードローンよりも返済負担を軽くすることも可能です。


短期間で返済できる目処が立っているなら、無利息サービスのある消費者金融を選ぶのもオススメです。

アコムやアイフル、プロミスは最大30日間の無利息期間を設けているので、短期間の少額借入に最適です。

<関連記事>:無利息期間のあるカードローンの選び方

無利息期間を利用できるのは、基本的に初回の契約に限られます

即日融資を希望するなら、大手の消費者金融

即日でお金を借りたいなら、中小より大手の消費者金融がオススメです。

資金力のある大手消費者金融は、コンピューターによる自動審査を取り入れているため、融資までのスピードが迅速です。


振込キャッシングが利用できれば、外出不要で指定口座に直接振り込んでもらえます。

また比較的遅い時間帯に申し込んでも、自動契約機での契約手続きを利用すれば、その日のうちにお金を借りられる可能性もあります。


融資スピードを重視するのであれば、迷わず大手の消費者金融を選びましょう。

<関連記事>:消費者金融のおすすめランキング!

大手の消費者金融は支払い方法も充実しているので、返済しやすいメリットがあります



以上、サラ金の特徴や業者の選び方について解説しました。

かつて悪いイメージが先行していたサラ金ですが、現在は法律に則って営業しており、厳しい取り立てや違法な高利貸付が行われることはありません。


無名のサラ金業者を避ければ、安心安全にお金を借りることができます。

また無利息期間のある大手のサラ金であれば、銀行カードローンよりお得にお金を借りることも可能です。


借り過ぎには十分注意しながら、サラ金をうまく活用しましょう。


この記事のまとめ
  • サラ金は消費者金融の別名、街金は中小の消費者金融
  • サラ金は正規の貸金業者であり、ヤミ金は違法営業している悪徳業者
  • 多重債務が社会問題化し、貸金業法が改正されサラ金の数は激減した
  • サラ金を利用するときに保証人や来店契約は基本的に不要
  • お金を借りるなら、利便性の高い大手の消費者金融がおすすめ


もぐお

この記事の執筆者: もぐお

元銀行員で、このサイトの責任者です。難しい金融の情報を分かりやすくお伝えできるよう、頑張ります!
好きな漫画:波よ聞いてくれ
証券外務員・特別会員一種
早稲田大学 政治経済学部 卒業
詳しいプロフィールはコチラ
ツイッターは、コチラ

続きを読む



検索
おすすめキャッシング
  • プロミス

    4.65
    プロミス
    金利
    4.5-17.8%
    借入限度額
    500万円
    融資
    最短1時間
    ネット完結
    完全対応
  • SMBCモビット

    4.36
    SMBCモビット
    金利
    3.0-18.0%
    借入限度額
    800万円
    ネット完結
    完全対応
  • アコム

    4.12
    アコム
    金利
    3.0-18.0%
    借入限度額
    800万円
    融資
    最短1時間
    ネット完結
    一部対応
より詳しいランキングはコチラ >

(※当社調べによる)

このサイトの執筆・監修をしています

初めまして。このサイトの管理人で、「もぐお」と言います。元銀行員で、このサイトの執筆・監修を行っています。