ショッピングローンとは?デメリットや審査について解説

お店で買い物をする時に、お店が用意した後払いサービスで購入した経験のある方もいると思います。

後払いで商品を購入できる点でクレジットカードに似てますが、別のサービスです。


実はこのサービスこそが、「ショッピングローン」です。

とても便利なサービスですが、注意すべき点も多くあります。

ここではショッピングローンの内容や、利用するときの注意点を見ていきます。


ショッピングローンとは?

ショッピングローンの仕組みは?

ショッピングローンとは

「ショッピングローン」とは、商品購入の際に、その支払いを信販会社が立替えるローンのことです。

ショッピングローンを利用する時は、店頭で申込をして審査を受けます。


審査に通ればローンを組んで商品を購入でき、その代金を信販会社に分割払いで返済していきます。

「ショッピングクレジット」・「個別信用購入あっせん」という呼ばれ方もしますが、以下ではショッピングローンで呼び名を統一します。

<関連記事>:信販会社とは?分かりやすく解説します

ショッピングローンの返済方法は?

ショッピングローンの返済方法は、原則「分割払い」です。

分割払いでは返済回数を自分で選ぶことができ、最大48~60回程度の分割返済も可能です。


回数を増やすほど、月々の返済額を減らすことができます。

ただし回数が増えると手数料を支払う回数も増え、返済総額も増えることになるので注意が必要です。


分割払いが基本ですが、一部のショッピングローンでは、申込みの段階で一括払いを選択できる場合もあります。

申込み時に決めた分割回数に従って、一定金額が口座から毎月引落されます

クレジットカードと何が違うの?

ショッピングローンとクレジットカードの違い

ショッピングローンとクレジットカードでは、契約の種類が異なります。

ショッピングローンは「個別契約」と呼ばれる取引形態で、資金用途が購入した商品に限定されています。


1つの商品につき、1つのローンを組むといった契約なので、追加の借入(購入)はできません。

一方のクレジットカードは、用途を限定することなく使うことができる「包括契約」です。


限度額以内であれば追加で借入(購入)ができます。

またショッピングローンは総量規制の対象外になります。


総量規制とは、貸金業者から年収の3分の1以上の借入ができない法律のことです。

クレジットカードもショッピング(買い物)は対象外になりますが、キャッシングは総量規制の対象になります。

<関連記事>:【元銀行員が解説】総量規制とは?その例外とは?


加えてショッピングローンとクレジットカードでは、審査スピードに違いがあります。

ショッピングローンは店頭で申込みができ、審査が早いことが特徴です。


審査をする信販会社が受付をしている時間内であれば、15分程度で審査結果が出ることが多く、待たずして商品を購入することができます。

一方のクレジットカードは、申し込みをしてから手元に届くまで1週間ほど掛かるケースが多いです。

<関連記事>:カードローンとクレジットカードとの違いは?

ショッピングローンの金利は?

ショッピングローンの金利は、カードローンやクレジットカードの金利と考え方が大きく異なります。

信販会社によって金利帯は0%から15%程度ですが、商品を購入する店によっても適用金利が違います。


例えばオリコという大手の信販会社では、提供しているショッピングローンの金利帯は0~15%です。

ところが同じ信販会社でも、店舗・利用時期・購入金額・分割回数によってショッピングローンに適用される金利が大きく違ってきます。


店舗によっては、無利息サービスや特別契約キャンペーンが適用される場合もあります。

金利負担が軽くなるので、キャンペーン中のショッピングローンを利用するのがオススメです。


<関連記事>:カードローン金利の仕組みを解説!利息の計算方法は?

無利息サービスは全店舗・全商品が対象というわけではないので、事前に確認しておきましょう



ショッピングローンの審査って厳しいの?

ショッピングローン利用に必要な書類は?

申込みの際に必要な書類は、本人確認書類(免許証等)、収入証明書、振替口座がわかるものなどです。

また銀行印が必要な場合もあります。


必要書類の提示は店頭で求められるので、ローンを組む可能性があるときには事前に準備しておきましょう。

ショッピングローンの審査の流れは?

ショッピングローンの審査の流れは

審査の流れとしては、以下のようになります。

    1.購入する店頭で申込書の記入
    2.店舗側が申込書を信販会社にファックスなどで送信
    3.信販会社が審査
    4.審査結果を店舗に連絡
    5.(審査通過の場合)商品の受け取り



信販会社の審査では、勤務先への在籍確認が行われることがあります。

会社名ではなく担当者の個人名でかけますので、信販会社からの電話だとばれることはありません。


審査は特に問題がなければ、15分以内で終了します。

長くても30分程度と思っておくといいでしょう。

<関連記事>:即日融資ランキングを解説!どのカードローンがよい?

スムーズに行けば5分程度で手続きが済む場合もあります

ショッピングローンの利用条件は?

基本条件は「安定収入があること」「18歳以上であること」です。

安定収入の判断基準は、雇用形態が関係してきます。


正社員で勤めていれば、安定収入については問題ありません。

アルバイト・パート・派遣社員・自営業者などは、収入の安定性という面で正社員よりは評価が低くなります。


また基本条件に加えて、18歳以上の未成年や専業主婦などは、一部連帯保証人をつけるなどの条件も必要になる場合があります。

契約する会社によって違いますので、確認しておきましょう。

ショッピングローンの審査に落ちた!その原因は?

ショッピングローンの審査に落ちた!その原因は?

ショッピングローンは上で見たような基本条件を満たしていれば、大抵の場合は審査に通ります。

審査に通らなかった場合、いくつかの原因が考えられます。


<事故情報がある>
過去に債務整理や長期延滞などで、信用情報機関に事故情報が載っている場合は審査に通りません。

事故情報は5~10年残り、その間はショッピングローンも含め一切の借入ができません。


<虚偽申請>
申込書に書いた内容に明らかな虚偽がある場合は審査に通りません。

多少の記載ミスは、さほど審査に影響はありません。

しかし勤務先や年収などの虚偽申告が発覚すると審査落ちとなり、再申し込みができなくなる可能性もあります。

信販会社の審査は早いといえども、しっかりしています。

申込書には嘘を書かず、正確に書くようにしましょう。


<勤続年数が短い>
まだ勤務して短期間だと審査に通らないことがあります。

勤続年数が短いということは、将来も安定収入が得られるか怪しいと判断されてしまいます。

ショッピングローンは分割払いですので、長期間返済できるかが審査のポイントになります。

短い勤続年数だと、返済能力が低いと判断される恐れがあります。


<他社借入件数・申込件数が多すぎる>
他社での借入件数・借入額が多ければ、審査に落ちる可能性が高まります。

ショッピングローンは総量規制の対象外なので、他で年収の3分の1程度の借入があっても利用は可能です。

ただし他社からの借入が複数あると、その分だけ返済能力が低いとみなされます。


また借入件数や金額だけではなく、申込件数の多さも審査に影響します。

特に短期間で複数の申込をしている場合は要注意です。


複数の申込は、相当お金に困っていると判断される可能性が高くなります。

<関連記事>:カードローンの審査に通らない人の特徴

ショッピングローンの利用を考えている場合、新たな借入申込は避けましょう



ショッピングローンのデメリットは?

ショッピングローンのデメリットは?

商品購入の度に契約するので手間がかかる

クレジットカードは一度契約すれば、限度額の範囲内なら何度でも利用が可能です。

ショッピングローンは、商品購入のたびに契約をする必要があります。


審査時間自体は長くはないですが、やはり面倒だといえるでしょう。

またクレジットカードは利用するとポイントがつきますが、ショッピングローンにはポイントもありません。

利便性はクレジットカードに分があるでしょう

繰り上げ返済ができない

ショッピングローンは申込時に分割回数を決め、それに従って返済します。

分割払いだと返済期間が長くなり、手数料負担が増えます。


ショッピングローンは繰り上げ返済ができません。

お金に余裕ができた月でも返済額を増やせないので、返済期間を短縮できません。

<関連記事>:キャッシングの繰り上げ返済の注意点は?

全ての商品が対象ではない

全ての商品でショッピングローンを利用できるわけではありません。

3万円以上からなど、購入金額に条件がある場合もあります。


またショッピングローンを利用するなら、無利息サービスのようなキャンペーン中がお勧めです。

ですがこれも全商品が対象ではなく、何円以上の商品限定というように制限があります。


分割回数によっても、適用されない場合もあります。

たとえばビックカメラは無利息サービスをやっていますが、商品購入代金が15000円以上、分割回数24回までと決められています。


ショッピングローンでの商品購入を考えている場合は、事前に条件を確認しておきましょう。

<関連記事>:消費者金融でお金を借りるデメリットとは?

無利息サービスの有無は、時期や店舗などでも異なります



ここまでショッピングローンの内容や、利用するときの注意点を見てきました。

ショッピングローンを利用する際は、事前に手数料や対象商品などの条件を確認しておきましょう。


無利息サービスなどを使えば、さらにお得に活用できるでしょう。

この記事のまとめ
  • ショッピングローンとは、商品購入の際に代金を信販会社が立替えるローン
  • 返済は原則分割払いで、最長60回程度の分割が可能
  • 貸付の基本条件は「安定収入があること」と「18歳以上であること」
  • 店舗・利用時期・購入金額・分割回数によって適用される金利が異なる
  • 繰り上げ返済はできないが無利息サービスを活用すれば金利負担を減らせる


もぐお

この記事の執筆者: もぐお

元銀行員で、このサイトの責任者です。難しい金融の情報を分かりやすくお伝えできるよう、頑張ります!
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