ろうきんカードローン「マイプラン」の審査基準は?

「マイプラン」というカードローンをご存じですか?

労働金庫(ろうきん)が提供しているカードローンの商品名で、低金利・手数料ゼロといった魅力があります。


ですが消費者金融などに比べて、その分審査が厳しいと言われることも多いです。

今回は、ろうきんカードローンの審査基準について見ていきます。


ろうきんカードローンって何?

ろうきんカードローンとは?

「ろうきん」とは労働金庫の略称で、労働組合や生活協同組合が、相互扶助を目的とし資金を出し合って作った金融機関です。

全国で13の営業エリアに分かれており、自分の居住地か勤務地のろうきんを利用できます。


ろうきんの主な業務は、「預金・貸出・為替」の3つです。

一般の銀行と同じですが、運営方針に大きな違いがあります。


銀行は営利組織ですが、ろうきんは「労働金庫法」という法律に基づき、組合員の相互扶助を第一に考えて運営される、協同組織であり非営利組織です。

<外部の関連サイト>:労働金庫法 – e-Gov法令検索


ろうきんが「マイプラン」という商品名でカードローンを展開しているのは、先ほど説明した通りです。

ろうきんは組合制ですが、出資をしていない一般の人もマイプランを利用できます。

<関連記事>:信用金庫・信用組合とは?わかりやすく解説します!

居住地か勤務地のろうきんであれば、一般の人でもマイプランに申し込めます

ろうきんカードローンの借入条件は?

ろうきんカードローン「マイプラン」

以下はろうきんカードローンの金利を、属性別にまとめた表です。

団体会員の構成員 生協会員の組合員および同一生計家族 一般勤労者
*ろうきんに出資している労働組合等の構成員 *ろうきんに出資している生協の組合員と同一生計家族 *団体会員の構成員・生協の組合員以外の人
年率3.875~7.075% 年率4.055~7.255% 年率5.275~8.475

<出典>:カードローン(マイプラン)|中央労働金庫


上限金利はどれも10%未満と、圧倒的に低いことが分かります。

出資をしていない一般の人(一般勤労者)でも借入できますが、団体会員の構成員であれば、さらに低い金利での借入も可能です。


またろうきんカードローンでは一定の条件を満たせば、さらに金利を低く出来ます。

以下のような条件を満たすと、その分金利が引き下げられます。

金利引き下げ項目 金利引き下げ(年率)
給与振込指定 1.5%
公共料金自動支払い(2種目以上) 0.3%
年金振込指定 1.5%
一般財形・エース預金 0.3%
財形年金・年金受取エース預金・財形住宅 0.6%
不動産担保ローン・住宅金融支援機構 0.6%
フラット35・年金融資・財形融資
インターネット/モバイルバンキング
0.6%
Web通帳(無通帳型かつステートメント不発行型) 0.6%
労金UCカード 0.3%
若年者引き下げ(30歳未満) 0.6%
最大3.2%

<出典>:金利引き下げ制度|中央労働金庫


中央ろうきんの場合、口座を給与振込先に指定する・Web通帳を利用するなど10個の金利引き下げ項目があり、全て満たすと金利(年率)が3.2%も低くなります。

さらにろうきんカードローンでは、ATM手数料が口座にキャッシュバックされるので、実質無料なのも嬉しいポイントです。

<関連記事>:カードローン金利の仕組みを解説!利息の計算方法は?

ろうきんカードローンの審査の流れは?

ろうきんカードローンは、「仮審査」と「本審査」の2段階で審査があります。

申し込みは支店窓口のほか、ろうきん公式のHPからも行えます。


まず申込時に、年収や雇用形態などの基本情報を申告(入力)します。

申し込みが完了すると、仮審査に移行します。


仮審査ではこれらの基本情報と、申込者の信用情報が確認されます。

信用情報機関に事故情報が載っていると、この段階で審査落ちが決定します。


仮審査に問題がなければ、仮審査が通過した旨の連絡が営業店から入り、本審査(正式なお申込)に進みます。

本審査では、正式の申込書・契約書に加えて、収入証明書などの書類の提出が必要になります。


これらの書類を基に、仮審査で確認した基本情報の再確認が行われます。

また在籍確認のため、審査担当者から勤務先への電話連絡があります。場合によっては、自宅へ電話がいく場合もあります。


これらが全て問題なければ、本審査も通過となります。

本審査では、利用限度額も決定されます。


審査次第では、事前に申請した希望額より少なくなるケースもあるので、注意してください。

仮審査・本審査のそれぞれで1~2週間程度かかり、審査期間は申し込みから融資までで1ヶ月程度となります。


審査にかなり時間がかかるため、急にお金が必要になった場合には対応できません。

<関連記事>:消費者金融での即日融資!おすすめの会社は?

審査スピードを優先するなら、消費者金融の利用がオススメです



ろうきんカードローンの審査基準は?

ろうきんカードローンを利用するには、以下で紹介する4つの審査基準を全て満たしている必要があります。

1.18歳以上65歳未満であるか

消費者金融や銀行カードローンでは、20歳から利用可能と定められています。

ですが東北・新潟・静岡エリアを除いた半分以上のろうきんでは、18歳以上からカードローンを利用できます。


ただし未成年のカードローン利用には、親権者による同意書の提出が必要です。

<関連記事>:未成年(18歳・19歳)でもお金を借りれるカードローンは?

残念ながら、親に内緒で借りることはできません

2.継続した安定収入があり、かつ前年度の所得が150万円以上か

収入に関しては、前年度の所得が150万円以上という条件が設けられています。

所得として計算できるのは労働報酬だけで、親の仕送りや年金・生活保護などは合算できません。


また継続した安定収入であるかもチェックされます。

「毎月1回以上の収入がある」かが、一つの基準になります。


150万円以上の所得がある場合でも、「振り込みは3か月に1度」といったように、収入が入る頻度が低いと審査に落ちる可能性があります。

3.同じ勤務先に1年以上勤務しているか

たとえ知名度の高い会社に属していても、勤続年数が極端に短いと審査に落ちてしまいます。

申込者の信用力を見極める上で、勤続年数は重要な判断材料です。


勤続年数が長ければ「収入が安定していて、まじめな性格」と判断されるため、審査に通りやすくなります。

ちなみに自営業者の場合は、「3年以上事業を継続していること」が条件です。

<関連記事>:自営業(個人事業主)がカードローン審査で知っておきたいこと

給与所得者でない個人事業者は、基準がより厳しくなります

4.各ろうきんが定める保証機関の保証基準を満たしているか

実はマイプランの審査は、ろうきんが全て行っているわけではありません。

各ろうきんはそれぞれ保証機関を指定しており、審査の一部は保証機関に委託されています。


保証機関ごとに独自の保証基準が存在するので、上で見た3つの条件以外に加えて、保証機関の保証基準も満たしていないと審査には通りません。

保証基準は保証機関ごとに違うため、申込時に前もってろうきんに確認するのがよいでしょう。

<関連記事>:【元銀行員が解説】カードローンの保証会社って何?



ろうきんカードローンの審査にあたって注意すべきことは?

虚偽申告は絶対に避ける

ろうきんカードローンの申込時に、年収や雇用形態などの基本情報を申告します。

それらは仮審査でチェックされますが、あくまで申請内容にミスがないかの確認に過ぎません。


ですから審査基準を満たしていないからといって、基本情報を虚偽(ウソの)申告した場合でも、仮審査ではバレない可能性が高いです。

ですが本審査では、申告内容を証明できる書類の提出が求められるため、不正行為は確実にバレます。


不正がバレると最悪の場合、再申し込みが出来なくなるケースもあるので、虚偽申告は絶対にやめましょう。

<関連記事>:カードローン審査で年収・勤務先の嘘はなぜバレる?

申込み段階で審査基準を満たしていないとわかれば、潔く他の手段を検討しましょう

事故情報があると審査には通らない

債務整理や長期間の延滞をすると、事故情報として信用情報機関に登録されます。

事故情報は5~10年残り、各金融機関に共有されます。


ろうきんでは仮審査で信用情報の確認があり、事故情報があれば無条件で審査落ちとなります。

事故情報があるとろうきんカードローンだけでなく、あらゆるカードローン審査に通りません。


金融事故は起こさないことが大切ですし、起こしてしまったら事故情報が消えるまで待つしかありません。。

審査中は他社からの借入を増やさない

審査では他社からの借入状況もチェックされます。

他社からの借入があると、その分返済能力が低いと判断され、審査に悪影響を与えます。


他社への借入申込がある場合も同様です。

相当お金に困っていて、将来的に多重債務に陥る可能性が高いと判断されかねません。


申込件数についての明確な審査基準があるわけではないですが、審査中は他社からの借入を増やさないのがよいでしょう。

他社借入・借入申込ゼロでのマイプラン申し込みが望ましいです

申し込みは居住地または勤務地のろうきんで

以下の表のように、ろうきんは全国各地にあり、それぞれ営業エリアが決まっています。

ろうきん名 営業エリア 未成年融資の可否 団体会員の最大引き下げ金利
北海道ろうきん 北海道 3.80%
東北ろうきん 青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 × 4.00%
新潟ろうきん 新潟 × 5.37%
中央ろうきん 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨 3.88%
静岡ろうきん 静岡 × 4.27%
長野ろうきん 長野 2.70%
北陸ろうきん 富山・石川・福井 4.80%
東海ろうきん 愛知・岐阜・三重 3.90%
近畿ろうきん 滋賀・奈良・京都・大阪・和歌山・兵庫 3.75%
中国ろうきん 鳥取・島根・岡山・広島・山口 4.50%
四国ろうきん 徳島・香川・愛媛・高知 3.72%
九州ろうきん 福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎・鹿児島 6.00%
沖縄ろうきん 沖縄 4.80%


マイプランを申し込めるのは、自分の居住地か勤務地を営業エリアにしているろうきんです。

カードローンの条件はろうきんごとに少し違うので、できるだけ良い条件のところに申し込みたいと考える人もいるはずです。


ですが他地域のろうきんに申し込むことはできないので、注意してください。

未成年者は親の同意が必要

上でも触れたように、ろうきんカードローンは18歳以上の未成年でも申し込むことができます。

ただし申込者が仕事をしていても、親権者の同意書の提出が必須です。


自分で誤魔化して提出しても、家に確認の電話が届くこともあるので、親にバレずに借りるのは不可能です。

<関連記事>:バレない!内緒でキャッシングする方法は?

他に未成年がお金を借りる方法としては、学生ローンやクレジットカードのキャッシング利用などがあります



ここまで、ろうきんカードローンの審査基準について見てきました。

消費者金融などに比べて厳しいと言われることも多いですが、年収や勤務年数などの基準をクリアしていれば審査に通る可能性は十分あります。


金利の低さや手数料ゼロなど、メリットの多いカードローンです。

注意点を踏まえた上で、ぜひ審査にチャレンジしてみてください。

この記事のまとめ

  • ろうきんカードローン「マイプラン」は低金利で手数料ゼロが魅力
  • 仮審査と本審査の2段階審査で、申し込みから融資会社までは1ヶ月程度
  • 150万円以上の継続した安定収入、18歳以上65歳未満、勤続年数1年以上が基本条件
  • 居住地か勤務地のろうきんで申し込みができ、親の同意書を提出すれば未成年でもOK
  • マイプラン申し込みの際は、他社借入・借入申込ゼロが望ましい

もぐお

この記事の執筆者: もぐお

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