【元銀行員が解説】無利息期間のあるカードローンの選び方

カードローンの宣伝で、「〇〇日間の利息0円」といったPRをよく目にします。

少しでも利息の負担を減らせるなら、利用者としては嬉しい限りですよね。


とは言え無利息サービスを利用できるカードローンは、あまり多くありません。

今回は無利息期間ありのカードローンについて、選び方や注意点を解説します。


なお手っ取り早く、おすすめのカードローンを知りたい方は「無利息期間ありのカードローン、おすすめは?」をクリックして下さい。


FP 阿久津 和宏

この記事の監修者: FP 阿久津 和宏

2級ファイナンシャル・プランニング技能士、トータル・ライフ・コンサルタント。ファイナンシャルプランナーを志し、ご縁あって、国内大手金融機関に転職を経て独立。ブログ

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カードローンの無利息サービスって何?

カードローンの無利息サービスとは、一体どんなサービスなのでしょうか?

まず初めに、無利息サービスの仕組みを解説します。

そもそも無利息期間って何?

無利息期間とは、借入金額に対して利息(金利)がかからない期間のことです。

この期間内に借入した分の利息は、0円になります。


たとえば毎月の元本の返済金額が1万円のカードローンで、30日間の無利息サービスがある場合とない場合とを比較すると、以下の図のようになります。

カードローンの無利息期間とは

無利息サービスがない場合は、元本の一部(1万円)と利息の返済が必要になります。

一方で無利息サービスがあると、最初の30日間は利息が発生せず、元本の一部(1万円)返済だけで済みます


なお無利息期間が終了する翌日から、通常の利息が発生します。

<関連記事>:30万・50万円借りたら利息はいくら?

無利息期間があると実際にどれだけお得かは、「カードローンの無利息サービスって本当にお得なの?」で解説します!

カードローン会社が無利息サービスを行う理由は?

利息はカードローン会社の大切な収益源ですから、無利息期間を設けると、その分の収益を失うことになります。

カードローン会社がそこまでして無利息サービスを行う理由は、新しい利用者を増やすためです。


無利息期間を設けることで、借入のハードルを下げ、初めての人も利用しやすくする狙いがあります。

一度でもカードローンを利用することで、カードローンへの抵抗感が無くなり、もう一度使ってみようと考える人も増えるはずです。


返済が終わってもカードローンの契約が残っていれば、いつでも借入できるので、継続的な利用が期待できます。

無利息サービスがあるカードローンは?

具体的に、どんな会社が無利息サービスを実施しているのでしょうか?

以下の表では、無利息期間がある大手カードローンの、サービス内容と適用条件を一覧にまとめました。

消費者金融 サービス内容 適用条件
プロミス 初回の出金の翌日から30日間 メールアドレスを登録し、Web明細サービスを利用
初回契約
アイフル 初回の契約日の翌日から30日間 初回契約
アコム 初回の契約日の翌日から30日間 初回契約
レイクALSA 初回の契約日の翌日から180日間
※借入額のうち5万円まで対象
契約額200万円まで
Web以外の申し込みで
初回契約
初回の契約日の翌日から60日間 契約額200万円まで
Web申し込み限定
初回契約
ベルーナノーティス 出金の翌日から14日間 契約額300万円まで
初回契約(完済後3ヶ月経過後に再利用可)
セントラル 初回の契約日の翌日から30日間 契約額300万円まで
初回契約

上の表からわかるように、大手や中小の消費者金融は無利息サービスを実施しています

それに対して銀行カードローンでは、無利息サービスを実施している銀行は、ほぼありません。


一般的に初回借入での適用金利は、消費者金融で18%程度、銀行カードローンで15%程度です。

借入では金利条件を重視する人が多いので、どうしても金利が低いカードローンに人気が集まります。


そこで低金利の銀行カードローンに対抗しようと、多くの消費者金融が無利息サービスを展開しています。

<関連記事>:消費者金融とは?分かりやすく解説!

サービス内容や適用条件は、カードローン会社によって異なります。申込前に確認しておきましょう



カードローンの無利息サービスって本当にお得なの?

短期の借入なら、低金利カードローンよりもお得!

短期の借入なら、低金利カードローンよりもお得

無利息サービスがどのくらいお得なのか、銀行カードローンと比較してみましょう

以下は借入金額10万円の場合について、アイフルと三井住友銀行カードローンの利息総額を比較した表です。

会社名(金利) 返済期間 利息総額(円) 毎月の返済額(円)
アイフル(18.0%)
30日間無利息サービス利用
1ヶ月 0 4,000
3ヶ月目 2,965 4,000
4か月目 4,412 4,000
5か月目 5,730 4,000
三井住友銀行カードローン(14.5%) 1ヶ月 1,208 4,000
3ヶ月 3,522 4,000
4か月目 4,627 4,000
5か月目 5,697 4,000

金利は三井住友銀行カードローンの方が低いものの、利息総額は4ヶ月目までアイフルの方が少ないことがわかります。

5ヶ月目にしてようやく、利息総額が逆転します。


金利の低い銀行カードローンの方が、返済負担は軽いと思われがちです。

ところが短期間の借入であれば、無利息サービスのある消費者金融の方が返済負担を抑えられます


無利息サービスが、いかにお得かが分かります。

<関連記事>:消費者金融の金利相場は?金利はどうやって決まるの?

当然のことですが、無利息期間内に返済できれば、利息0円での借入が可能です

無利息になるのは初回の契約時だけ

無利息サービスの適用対象は、初回契約に限定されているケースがほとんどです。

初回契約日(ないし初回借入日)の翌日からの一定期間だけ、無利息になります。


無利息期間が終了した後に追加で借りた分については、通常の利息がかかる点に注意しましょう。

ただし一部の会社では、何度も無利息サービスが適用される場合があります。


たとえば「ベルーナノーティス」は、無利息期間を初回借入日の翌日から14日間と定めています。

初回契約の人は、もちろん無利息サービスを利用できます。


完済済かつ前回の無利息サービス適用の借入日から3ヶ月が経過していれば、再度の借入で14日間の無利息サービスが適用されます。

大手の消費者金融に比べて無利息期間は短めですが、何度でも利用できる点が魅力です。

<関連記事>:中小の消費者金融に限定!おすすめランキングを紹介



無利息サービスを利用する際に、注意することは?

非常に便利な無利息サービスですが、利用にあたって注意すべき点があります。

特に適用条件を間違えると、無利息サービスを受けられません。

無利息サービスの起算日をチェック

無利息サービスの起算日(スタート日)は、会社によって異なります。

ほとんどの場合、以下の2パターンに分けられます。

・契約日の翌日から
・初回借入日の翌日から



初回借入日の翌日から起算されるのは、プロミスとベルーナノーティスです。

それ以外の消費者金融では、契約日の翌日から無利息期間が始まります。


ここで注意したいのは、「契約日の翌日から」のカードローンを利用する場合です。

契約したその日に借入するなら問題ありませんが、契約日と借入日の間隔が空くと、無利息期間が短縮してしまいます。


たとえば30日間の無利息サービスを利用して、契約日の5日後に借入を行ったとします。


無利息サービスの起算日をチェックすること

契約した翌日から無利息期間が始まりますが、実際に無利息サービスの効果を得られるのは、借入を行った日からです。

本来30日分あるはずの無利息期間は、実質25日分に短縮されてしまうので注意が必要です。

契約当日に借入を行わない場合は、無利息期間が「初回借入日の翌日から」始まるカードローンを選びましょう

無利息サービスの適用条件に注意

基本的に、無利息サービスは初回契約時のみ適用されます(ベルーナノーティスを除く)。

一度利用した後に解約して、再び契約しても無利息サービスが再適用されることはありません。


また会社によっては、無利息サービスを利用するために、その他の条件が必要な場合もあります

たとえばプロミスでは、メールアドレスの登録とWEB明細サービスの利用が条件です。


レイクALSAの場合は、申込がWEBかそれ以外かによって、無利息期間の長さが変わります。

<関連記事>:【利用者が投稿】プロミス借り入れの口コミ一覧

無利息の期間中も返済は発生する

無利息の期間中も返済は発生する

無利息サービスの利用中は、返済が発生しないと勘違いしてる人が大勢います。

とんでもない誤解でして、無利息期間中も返済は発生します


そもそもカードローンの毎月の返済では、元本の一部と利息を返済します。

無利息サービスとは、この内の利息が発生しないサービスです。


確かに利息の返済は必要ありませんが、無利息期間中でも返済期日が来たら、元本の一部の返済は必要です。

なお、この返済期日(=1か月のどの日を返済日にしているか)は契約時に、自分で設定しています。


自分の返済期日がいつか分からない人は、管理画面かサポートセンターに電話をして確認して下さい。

<関連記事>:カードローン金利の仕組みを解説!利息の計算方法は?

無利息だからといって借りすぎない

無利息サービスは非常にお得だからといって、ついつい借りすぎるのは禁物です。

30日間の無利息期間が終われば、通常利息が発生します。


消費者金融の金利は最大18%とかなり高いので、借入額が多かったり借入期間が長いと、返済負担は重くなります。

金利負担をゼロにしたい人は、無利息サービス期間中に完済することを心がけましょう。


無利息サービス期間中の完済が難しい場合は、借入する金額は必要最低限に留め、1か月の無利息サービスは「少し得をした」位の感覚で利用するとよいでしょう。

繰り返しになりますが、無利息サービスをアテにして借り過ぎるのは禁物です。

<関連記事>:カードローン返済の上手なコツは?

とはいえ先ほど見た通り、無利息サービスを利用した3ヶ月以内の返済であれば、銀行カードローンよりも利息を抑えられます



無利息期間ありのカードローン、おすすめは?

ここまで、無利息サービスの特徴や注意点を見てきました。

最後に、無利息期間ありのカードローンについて、おすすめの2社を紹介します。

プロミス

プロミス

金利(年率) 借入上限額 ネット完結取引
4.5%~17.8% 500万円 完全対応

プロミスなら初めて借入(出金)をした翌日から、30日間の利息が0円になります。

借入日から起算するので、契約日と借入日がズレても、きっちり30日の無利息期間が確保できます。


なお無利息期間の適用条件は、以下の3点を満たす必要があります。

  • プロミスの利用が初めて
  • メールアドレスを登録する
  • Web明細サービスを利用する

条件があるとは言え、通常の申し込みで十分クリアできるものなので、利用のハードルは高くありません。

特にweb明細サービスについては、いつでもネット(スマホ)で利用状況を確認できて便利です。


自宅に利用明細書が郵送されることがないので、家族に内緒でキャッシングしたい人も安心して利用できます。


<もっと詳しく>
プロミスの申込・即日融資の方法を紹介します


アコム

アコム

金利(年率) 借入上限額 ネット完結取引
3.0%~18.0% 800万円 一部対応

アコムの無利息サービスは、契約した翌日から30日間利息がかかりません。

無利息期間の適用条件は、初めてアコムで契約した方限定です。


なおアコムの無利息期間は、起算日が契約日の翌日である点に注意してください。


<もっと詳しく>
初めてのアコム!借り入れの注意点は?


レイクALSA

レイクALSA

金利(年率) 借入上限額 ネット完結取引
4.5%~18.0% 500万円 完全対応

新生銀行グループの消費者金融です。

無利息サービスが充実しているのですが、適用条件が少し分かりづらいです。

なお、どの無利息サービスも初めてレイクALSAで契約する方が対象です。


<60日間の無利息サービス>
適用条件は、Webからの申し込み、契約額が200万円以下であることです。

契約日の翌日から、60日間の無利息サービスが適用されます。


<180日間の無利息サービス(借入5万円分)>
適用条件は、Web以外からの申し込み、契約額が200万円以下であることです。

この時、「180日間の無利息サービス」か「30日間の無利息サービス」を選択できるので、「180日間の無利息サービス」を選択すれば適用されます。

ただし無利息が適用されるのは、借入額の内5万円だけです。

契約日の翌日から、180日間の無利息サービスが適用されます。


<30日間の無利息サービス>
適用条件は、Web以外からの申し込みか、契約額が200万円超の場合です。

Web以外からの申し込みで、契約額が200万円以下の場合、「180日間の無利息サービス」か「30日間の無利息サービス」を選択できるのは、上でも説明しました。

契約日の翌日から、30日間の無利息サービスが適用されます。


<要注意>
無利息が適用されるのは、「30日間」・「60日間」・「180日間」のどれか1つです。

複数の無利息サービスを利用することはできません。


<もっと詳しく>
レイクALSAで即金でお金を借りる!即日融資の条件




以上、無利息期間ありのカードローンについて、選び方や注意点を解説しました。

無利息サービスを上手に活用すれば、お得にキャッシングをする事が可能です。


しかし無利息サービスを利用しても、借り過ぎれば返済期間が長期化し、利息の負担が増えてしまいます。

無利息期間があるからと油断せず、計画的にカードローンを利用しましょう。


この記事のまとめ
  • 無利息期間とは、借入金額に対して利息がかからない期間のこと
  • 利用者を増やすため、多くの消費者金融が無利息サービスを行っている
  • 短期で借りるなら無利息サービスを利用した方が、低金利カードローンよりも利息負担が小さい
  • 契約当日に借入しないなら、借入翌日から無利息期間が始まるカードローンを選ぶ
  • 無利息期間ありのカードローンでは、「プロミス」・「アコム」・「レイクALSA」がおすすめ


<監修者のコメント>
一時的な借入やボーナス等で返済見込みがある場合などは特に、無利息期間のあるカードローンを選ぶことで、余計な利息の支出を減らすことは可能になります。

また一括でなく分割して返済していく場合であっても、利息のかからない期間があるということは、当初の返済は元本に返済できることになるため、効果的と言えるでしょう。

各社条件等は異なりますが、自分に合った借り方をすることで、有利に返済することが可能になります。


あいこ

この記事の執筆者: あいこ

元銀行員のアラサー女子。キャッシング初心者のため、今日も分かりやすく解説します!プロフィールはコチラ

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